では、どんな人がどんな保険に入ったらいいのだろうか? 「日本の社会保障制度はかなり整っていて、かなりの部分がカバーされる。この事実を知ってほしい。その上で、必要な保障額を考える機会を提供する」と志賀氏は言う。マネーフォワードは、Webページの「固定費の見直し」の中で、その考え方を紹介している。
例えば、多くの人が入っている医療保険はどうだろうか? 「基本的には医療保険は必ずしも検討しなくてもよいと考えており、貯蓄で必要な医療負担に対応することを推奨しています」としている。その理由は下記の3つだ。
高額な医療費が掛かっても、最終的に自己負担しなくてはいけない額はそれほど多くない。この限度額を理解して、貯蓄や金融資産で備えることが重要だという。それでも医療保険に入りたい場合は、「給付が受けられる安心感のためのお守り」と考えることが大事だとしている。
一例だが、医療費が80万円かかっても、公的医療保険制度によって多くがカバーされ、自己負担は8万5430円で済む。入院日数も時代とともにどんどん短くなっており、入院1日あたりで保険金が支払われる昔の保険は実態にそぐわなくなってきている
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