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コロナ禍で仕事のモチベーションに「変化があった」 20代社会人の6割が回答学情が調査

» 2021年11月04日 11時20分 公開

 20代専門転職サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、20代の社会人を対象に、「コロナ禍での仕事への向き合い方」を調査した。コロナ禍で仕事へのモチベーションに変化があったか聞いたところ、57.1%が「変化があった」と答えた。

20代社会人に「コロナ禍での仕事への向き合い方」を調査(画像はイメージ)
コロナ禍で仕事のモチベーションに変化はありましたか?(出所:リリース、以下同)

 「変化があった」と回答した20代からは、「市場価値やスキルを高める必要性を感じた」「もっと会社に必要とされるようになりたいと思うようになった」「もっと社会に貢献したいと思うようになった」などの声が聞かれた。

 コロナ禍で仕事において重視するようになった点を尋ねた。最も多かったのは「スキルを身に付ける」(46.9%)、次いで「テレワークで働く」(40.4%)、「副業など、本業以外の仕事にも挑戦する」(36.3%)だった。

コロナ禍で、仕事において重視するようになった点は何ですか?

 「どこに行っても通用する人材になる必要性を感じた」「景気の変動や会社の経営状況に左右されないためには、自身のスキルを高めることが必要だと思った」「テレワークでも出社でも、成果を上げられるようになる必要を感じた」などの声が聞かれた。働き方の変化や景気の変動があっても、「必要とされる人材になりたい」という思いがうかがえた。

 また、コロナ禍で仕事や働き方に変化があった点を聞いた。1位は「会社の懇親会がなくなった」で29.8%、次いで2位は「テレワークになった」で15.9%、3位は「一時休業になった」で15.1%、4位は「年収が減った」が14.3%だった。「会議」については「増えた」が「減った」を上回った。

また、コロナ禍で仕事や働き方に変化があった点は何ですか?

 今回の調査は、20代専門転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者を対象に、インターネットで行った。期間は9月29日〜10月25日、有効回答数は254人。

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