博報堂クロスコンサルティングは、今回2回目となる「会社と私の本音調査」において、自社における新規事業の創出について調査した。調査の結果、既存の主力事業に対しては経営層の72.6%、管理職層の72.4%が危機感を抱いていることが分かった。
管理職では「大変強く感じている」が経営層以上に多く、より危機感が強いことが分かる。その一方で、一般社員の4割以上が「何とかなる」「考えたこともない」としており、対照的な結果となった。
経営層の新規事業の創出への関わりを見ると「会社として取り組んでいる」は69.3%に上るが、「直近5年以内に自身が関与した」は49.0%と半数に満たない。新規事業創出が活性化しているとはいえない状況だが、新規事業創出への本気度は高く、会社としての本気度の平均が59.6点(100点満点中)であるのに対し、経営層自身の本気度では81.2点と飛び抜けている。
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