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インサイドセールスは「テクニックより習慣が大事」 “7つの習慣”を解説ヴィジュアル系が語る!会社を強くするインサイドセールス(11)(1/3 ページ)

» 2021年11月15日 07時00分 公開
[堤貴宏ITmedia]

連載:ヴィジュアル系が語る!会社を強くするインサイドセールス

SNSマーケティング支援を行うホットリンク(東京都千代田区)のインサイドセールス担当として日々業務に努める傍ら、「ヴィジュアル系インサイドセールス」として情報発信を行う堤貴宏さんが、インサイドセールスについて愛をこめてお届けする連載です。インサイドセールス部の立ち上げ経験や、セカンドキャリアとしてインサイドセールスを選んだ経験を生かして解説します。

 みなさま、こんにちは。SNSマーケティング支援を行うホットリンクでインサイドセールスを担当している、堤です。私は13年間ヴィジュアル系バンドのギタリストとして活動し、引退後にインサイドセールス職に従事しています。

 インサイドセールスについて調べると、架電やメールのテクニックについての解説が多くあります。しかし、私は実際に業務を行う中で、「インサイドセールスは小手先のテクニックよりも日々の習慣が大事だ」と思うことが多々あります。

 今回は、私が大事にしている7つの習慣を、それぞれ解説してみようと思います。

習慣(1)情報収集する

 このコラムで今までも触れてきていますが、経済情報を広く知っておくことは必須です。インサイドセールスは、見込み客とのファーストコンタクトを担当することが多いので、さまざまな業界の市況を把握し一定の知識を持っておかなければ、話が通じないと思われてしまいます。インサイドセールスのレベルが、自社の第一印象にもつながるという意識を強く持ちましょう。

 どのように経済情報を収集するかは、今は選択肢が多いと思いますが、私の場合はとてもシンプルです。

  • 新聞を毎日読む
  • ビジネス系のテレビ番組を毎週見る
  • SNSで各業界の発信者をフォローしておく
  • RSSリーダーを活用する
  • 専門書籍を読む

 習慣として行っていることはこれだけです。

 RSSリーダーを知らない方もいると思うので補足しますと、自分が登録したさまざまなサイトの更新情報や新着情報を自動的に取得してくれるアプリです。私は「Feedly」というアプリを使用していますが、その中でマーケティング関連、営業関連、業界別などにメディアを分けて登録し、日々最新情報をウォッチしやすいようにしています。

習慣(2)変化する

 毎月チームの動き方が変わる、トークやメールの内容、リストが変わるのは当たり前だと思いましょう。世の中は日々変化していますので、変化を敏感に感じ取り、常に市場のトレンドを押さえた話ができることや、ニーズを捉えたリスト作成をすることが大事です。

 変化を面倒に思うのではなく、「毎月新しい施策を行えて飽きない! 楽しい!」といったポジティブなマインドを持てると良いでしょう。

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