転職サイトを運営するビズリーチ(東京都渋谷区)は、「ビズリーチ」会員を対象に、「職務経歴書の更新とキャリア観に関するアンケート」を実施した。その結果、年収1000万円以上のビジネスパーソンの83.3%が、定期的に職務経歴書を更新していることが分かった。
職務経歴書を更新するタイミングを聞いたところ、1位は「役職や役割が変わったタイミング」で53.1%、2位は「携わっているプロジェクトが終わったタイミング(仕事で一区切りついたとき)」で40.2%、3位は「年末年始」で12.9%だった。
職務経歴書で、自身の経験やスキルを十分に言語化できているか聞いたところ、最も多かったのは「どちらかといえばできている」で57.5%、次いで「どちらかといえばできていない」が25.6%、「できている」が12.1%、「できていない」が4.8%だった。高年収のビジネスパーソンでも、客観的に自身のスキルを言語化するのは難しいと感じていることが分かった。
職務経歴書更新の目的を尋ねた。1位は「より良いスカウトを受けるため」で62.7%、2位は「これまでのキャリア・経歴を振り返るため」が46.4%、「スカウトを通じて自身の市場価値を知るため」が36.8%だった。
同社は「キャリアの棚卸しを行い、積極的に新たな選択肢につなげようとする人が多い。また、企業やヘッドハンターから受けるスカウトの数や内容の変化を感じることで、マーケット理解につなげていることが推測される」と分析する。
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