GXビジネスは20年に1320兆円、50年には2340兆円まで拡大すると予想される、巨大かつ成長分野だ。脱炭素という言葉だけを見ると、電気自動車(BEV)やバッテリー、水素関連技術などが思い浮かぶ。しかし、ここで挙げたDSM、ハローフレッシュ、エンフェーズなどは、一見ニッチな分野に見えながらも、比較的大きな市場規模と高い成長率を兼ね備えている。
「グローバルGX関連株式ファンド」の組入上位10銘柄
- 我が社は気候変動なんて関係ない? 環境配慮が経営リスクど真ん中である理由
昨今、地球温暖化対策に向けて脱カーボンなどの動きが激しくなっている。とはいえ、自動車産業や工場などとは違い、特にCO2を出すような事業をやっているわけでなければ、「我が社には直接は関係ない」と、心のどこかで思っている経営者もいるかもしれない。
- ポルトガル2.5国分の電力を消費するビットコイン 仮想通貨の脱炭素化はなるか?
ビットコインが大量の電力を消費することはよく知られている。その量は1260億kWh以上。実にポルトガル2.5国分以上、アルゼンチン1国分に相当する電力だ。一方で、世界は今、脱炭素化、カーボンニュートラルに向けて急速に動いている。
- ESGは本当に企業価値を上げる? ESG投資の注目は「資本コスト」
昨今よく耳にする「ESG投資」。Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字からなり、これらへの取り組みを考慮して投資を行うという手法だ。しかしESGへの取り組みは、なぜ企業価値を上げるのだろうか? ポイントの一つは企業価値の算出に大きく影響する資本コストにある。
- 投資は、お金もうけか社会貢献か? ESG投資の可能性
株式投資といえばお金を増やすためにすること――。そんな考え方が、徐々に変わってきているかもしれない。社会に貢献している企業の株式を買うことで、応援し、世の中をよくしていく一歩にしたい。そんな目的の投資スタイルが生まれていく可能性がある。
- 仮想通貨を大暴落に導いた“ESG”とは何者なのか
あのイーロン・マスク氏も太鼓判を押していたビットコインが、今大暴落している。この暴落相場の背景には、中国による規制や、納税のための換金売りのタイミングが重なった点ももちろんあるが、やはり最大の要因はESG懸念に基づくマスク氏の「心変わり」にあると見られている。
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