20代に聞いた「副業をしたくてもできていない理由」 2位は「副業の始め方が分からない」、1位は？：約300人に聞いた

[コネムラメグミ，ITmedia]

　20代専門転職サイトを運営する学情（東京都千代田区）は、20代のビジネスパーソンを対象に「副業」に関して調査した。副業を希望する20代に実際の「副業経験」はあるか聞いたところ、「現在、副業をしている」と回答した人は12.2％だった。

20代のビジネスパーソンを対象に、「副業」に関して調査した（画像はイメージ）

これまで、副業を経験したことはありますか？（出所：リリース、以下同）

　「過去に、副業をしたことがある」の10.4％を合わせても、副業経験がある20代は22.6％だった。

　実際に副業をしている20代からは、「収入を増やすことができ、自由に使えるお金や貯金に回せるお金が増えた」「本業以外の仕事にも取り組むことで、より自身が成長できていると感じる」などのポジティブな声が聞かれた。一方、「コロナ禍で給与が減ったので副業をしているが、本業だけで生活できるのが理想」「就業後や休みの日に副業の仕事をするので、数カ月間休みなしで働いている。生活できるのであれば副業は辞めたい」といった声もあった。

副業したいのにできていない理由

　副業を希望しているもののしていない理由を聞くと、最も多かったのは「勤務先で認められていない」が41.4％、次いで「副業の始め方が分からない」が36.7％、「時間を確保できない」が33.5％だった。

副業をしていない理由

　副業で経験したことがある仕事を尋ねた。1位は「事務作業」（30.2％）、2位は「ライティング・記事作成」「SNS運用」「マーケティング関連」（いずれも15.9％）、5位は「画像・動画制作」（12.7％）だった。

副業で経験した仕事

　今回の調査は、20代専門の転職サイト「Re就活」の来訪者を対象に、インターネットで実施した。期間は1月13〜20日、有効回答数は317人。