転職活動をする際、企業のことを知るために参照した情報について尋ねてみると、最も多かったのが「会社のホームページ」(60.7%)、次いで「会社の採用Webサイト」(26.0%)、「会社の評判、口コミサイト」(23.7%)と続いた。
採用時の想定役職別でみると、管理職(候補)採用の人は「会社の評判、口コミサイト」(30.0%)、「第三者機関による企業情報・株式情報」(17.0%)が、一般社員採用の人よりも高く、第三者機関を利用して多角的に情報収集をしていることがうかがる。
求人情報を見て、これは「怪しいかもしれない(甘い誘い文句だ、裏がありそうだ)」と感じる言葉について聞いたところ、「幅が広すぎる『給与額応相談』 (400万〜1200万円など)」(40.7%)が最多で、次いで「アットホームな会社」(36.0%)、「ノルマはありません」(34.3%)となった。
この結果に対し、識学は「応募者に魅力的に見せようと給与額の幅を広く設定していることが、どのような人物を求めているのか不明で、むしろ不安や不信感を募らせているのかもしれません」と分析する。
「入社後に自分に求められる結果」について企業側から説明を受けたことがあるか聞いてみた。その結果、管理職(候補)採用の人では51.0%と半数以上が説明を受けたのに対し、一般社員採用では29.0%だった。
また、「入社後に自分に求められる結果」について自分から質問をしたことがあるかについては、管理職(候補)採用では47.0%と約半数が「質問した」と回答する一方で、一般社員採用では29.0%にとどまった。
調査は、全国の従業員数5人以上300人未満の企業に勤める、直近3年以内に転職をしたことがある20歳〜59歳の男女300人を対象にインターネットで実施した。調査期間は1月19〜20日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング