阪神梅田本店、4月6日に全館グランドオープン 「日本一の王道デパ地下」目指す：デパ地下が完成（2/2 ページ）

[カワブチカズキ，ITmedia]

総菜や生鮮などに専門的なショップを用意

　「惣菜ワールド」には、人気飲食店の総菜店や素材に特化したお店など専門的なショップを用意。総菜をワンストップで買える売り場「コンビニデリカ」も用意する。

　デパ地下の中央には「リカーワールド」を設置。価格や味わい別、地域別に商品を並べ、選びやすく買いやすい売り場となるよう工夫した。また、試飲コーナーも用意し、会話がうまれる、コミュニティができるような売り場づくりを目指すとしている。

惣菜ワールド

リカーワールド

　このほかに、全国各地の鮮度と味にこだわる食材、通好みの珍しい食材などをそろえた「生鮮ワールド」、老舗の銘品から各地のグルメまでをそろえた「銘店ワールド」を用意。

　「銘店ワールド」では、名物売り場だった「にっぽんうまいもん紀行」を進化させた「うまいもんみっけ」を設置する。圧倒的な品ぞろえの餃子を中心に、地方を応援する場となるよう地元で愛されるローカルフードなどを紹介するとしている。

生鮮ワールド

銘店ワールド

　また、同百貨店では2月26日に南西側地下に新たな入り口を増設。阪神電車と大阪メトロの各梅田駅、JR大阪駅、JR東西線北新地駅などから容易にアクセスできるようにした。

　同百貨店の売場面積は53万平方メートルで、22年度の売上目標は730億円。