ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェントを運営するレバテック(東京都渋谷区)は、新卒エンジニアを採用する企業の新卒採用担当者を対象に、「新卒エンジニアに求めるプログラミングスキル」について調査を実施した。採用担当者が思う、新卒エンジニアに入社するまでに学んでほしいプログラミング言語1位は「Java」(58.8%)だった。
2位は「C/C++」(38.1%)、3位は「Python」(31.8%)、4位は「JavaScript」(28.4%)、5位は「C#/C#.NET」(20.8%)だった。
レバテックは「当社が公開したエンジニア求人のうち、『Java』のスキルを求める求人は約40%を占めることも、『Java』の需要が高い要因の1つと考えられる」とコメントした。新卒エンジニアが仕事で使ってみたいプログラミング言語で最も人気が高かったのは「Python」だった。
学生時代に学んでいるプログラミング言語で最も印象が良いのは、学んでほしい言語と変わらず、1位は「Java」(62.6%)だった。2位は「C/C++」(46.0%)、3位は「Python」(36.7%)、4位は「C#/C#.NET」(29.8%)、5位は「JavaScript」(24.9%)だった。
新卒エンジニアに求めるプログラミングスキルレベルについて聞いたところ、30.8%の企業が何かしらの変化があったことが分かった。プログラミングスキル要件に変化があった企業で最も多かった回答は、「直近2〜3年で高くなった」(14.5%)、次いで「23年度から高くなった」(8.0%)だった。5社に1社以上が、新卒エンジニアに求めるプログラミングスキルの水準が上がっていた。
一方で、求めるレベルが下がったと回答したのは、「直近2〜3年で低くなった」(5.5%)、「23年度から高くなった」(2.8%)と、合わせても1割未満だった。プログラミング経験に関する採用基準を緩和した企業は少ないことが分かった。
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