みそ汁は、びっくりドンキーのメイン商品であるハンバーグディッシュに合うようにつくったこだわりのある商品だという。
広報担当者は、「ハンバーグのソースや、ディッシュサラダの上にのっているマヨネーズは、しょうゆを使った和風の味付けになっています。和風の定番といわれるみそ汁が、これらの和風の味付けに合うため、お客さまに支持していただいていると推測します」とコメントした。
みそ汁には、コクのある信州みそを使用している。ハンバーグとの相性を考えたオリジナルブレンドだ。みそ汁のつくりおきはしない方針で、だしは毎日店でとっているという。
週替わりで3種類の具を用意しているのも大きな特徴だ。例えば、5月は「ばら海苔+うずまき麩+青ねぎ」(1週目)、「わかめ+うずまき麩+青ねぎ」(2週目)、「なめこ+ほうれん草+青ねぎ」(3週目)、「油揚げ+ばら海苔+青ねぎ」(4週目)、「まいたけ+溶き卵+青ねぎ」(5週目)を提供した。「本日のみそ汁」が分かるように、店内には3種類の具を示したボードを設置している。これは、来店するたびに違いを楽しんでもらうための工夫といえるだろう。
比較的地味な存在だと思われがちなみそ汁が、創業当初からのロングセラー商品やデザートなどを上回って2位になった背景にはこういったこだわりがあったのだ。
レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
290円ラーメンに250円定食 びっくりドンキー、幸楽苑、なか卯で進む「朝食革命」の正体
「高級食パン」ブームは本当に終了したのか? “大量閉店”騒動が隠した本当の姿
「どさん子ラーメン」は今…… 急成長から衰退までの経緯と復活のシナリオに迫るCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング