新入社員に報告を求める際に、大切なポイントがある。“質問や相談について否定的な意見を言わない”ということだ。せっかくの質問に対して「そんな事も分かっていなかったのか?」などと言ったらどうだろう。コミュニケーションを取ろうという意欲を削ぐことになるのは間違いない。
どれほど基本的な質問や相談だとしても「なかなかいいところに気が付いたね。ベテランになるとそういった部分が見えなくなるんだ。ありがとう」「昨日はこんな活動をしたんだね。なかなかやるじゃないか」とまずは肯定する。質問がしやすくなることで、質問数も増えるかもしれない。褒められれば仕事のやる気にもつながる。
話しやすい空気づくりや小さな会話の積み重ねによってコミュニケーションのハードルを下げ、関係構築していくことが、成果を出す営業に育てるためにまずマネジャーがやるべきことだと言えるだろう。
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