丸亀正麺のアプリについては、1年以内の利用者の「アプリ利用率」は24.2%だった。アプリ利用の有無と丸亀製麺の年間利用回数を比べると、アプリ利用者の店舗平均利用日数は13.8回、アプリを利用していない人では3.4回と4倍近い差が見られ、アプリ利用者のブランドロイヤルティーの高さがうかがえた。
現在外食産業は、原材料やエネルギー価格の高騰を受け苦しい状態が続き、次々と商品の値上げを発表している。丸亀正麺も1月に原材料や人件費の高騰を理由に「かけうどん」など一部商品を20〜30円値上げした。
その一方で、元ジャニーズで独立したグループのTOKIOと「共創型パートナーシップ」を締結し、共創プロジェクトで新メニュー開発や各種イベントなどを開催する「うどんで日本を元気にプロジェクト」を始め、さまざまな取り組みや企業努力を行っている。
厳しい状況の中、多くの競合から抜きんでることができるか。
調査はスパコロが、東京都在住15〜69歳を対象に、インターネットで行った。実施日は22年5月13日、有効回答数は3776人。
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