実際に設定がスタートしてユーザーからの反応はどうか。「簡単に設定ができてポイントがもらえる」「やってみたら1分で完了」「設定は驚くほど簡単だった」「思っていたより一瞬でできた」など、TwitterなどのSNSでは概ね高評価が並んでいる。
今回のクレカ積立還元率引き下げにおいては、発表時「他証券に乗り換える」などの声がSNSでは頻出。実際の乗り換え例は、現時点ではそれほど発生していないものの、ネットでは否定的な声が多かった。
今回の楽天キャッシュ決済の設定開始は、今後の試金石となるものだ。還元率引き下げに新たな設定が必要と、一歩間違えば炎上しかねない案件だった。概念だけ聞くと複雑な設定がイメージされるが、実際の設定が容易にできたことで、現時点ではユーザーは受け入れる姿勢となっている。UIUXを軽視する企業も多いなか、適切に設計することでユーザーの信頼を得られるという、好例ではないだろうか。
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