Sansanは7月7日、クラウド請求書受領サービス「Bill One」において、オプション機能として提供していた請求書発行機能を、単体サービスとして提供すると発表した。2023年10月のインボイス制度の導入に伴った、電子請求書への切り替え需要の高まりに対応する。
Bill Oneは、あらゆる請求書をオンラインで受領、データ化する請求書受領サービス。請求書発行機能では、ユーザーは請求書ファイルと送付先情報をBill Oneにアップロードすることにより請求書の電子発行が可能となる。
紙の請求書を希望する取引先に対しても、Bill One上で代理郵送の指示を出すことで、紙の請求書を発行できる。請求書の一括発行に加え、取引先の状況確認も一元管理できるため、請求書発行業務の生産性向上を実現する。
23年10月のインボイス制度の導入に伴い、多くの企業で「適格請求書」の発行が必要となる。紙の請求書から電子請求書への切り替え需要がさらに高まり、「請求書発行機能」についても、単体サービスとして活用したいという声に対応した形となる。
同社は同機能を通じ、これまで以上に請求書業務の効率化、早期化をサポートしていくとしている。
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