一人当たりの旅行費用は、3万円以上の項目のほとんどが前年より増加した。JTBは、旅行平均費用3万5500円(対前年107.6%、対2019年97.3%)、総額2兆4850億円と試算する。
利用交通機関は「鉄道全体」(43.5%)、「航空機全体」(23.3%)が増加し、公共交通機関で遠方へ、日数をかけて行く意向がみられる。宿泊施設は、「ホテル」(63.2%)が最も多く、次いで「旅館」(24.3%)、「実家や親族の家」(18.9%)と続いた。
夏休みに出かける場所として気になっているところは「花火大会」(17.4%)、「動物園や水族館」(16.2%)、「東京ディズニーリゾート」(12.2%)、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(8.6%)などの施設やテーマパークが増加した。
また「特に行きたいところはない」(7.7%)は前年の22.0%から14.3ポイント減少し、ここからも旅行意欲の高まりがうかがえる。
アンケートは、全国15〜79歳の男女を対象にインターネットで実施。サンプル数は事前調査1万人、本調査1030人。調査期間は6月22〜24日。
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