評価面談の目的に沿ったフィードバックを促す施策としては下記などが考えられます。
上記は一例ですが、これらを継続的に実施していくことが、評価者のフィードバックに対する理解とスキル向上、被評価者の評価結果への納得度向上につながります。また、上記施策は一度実施したからといって効果を発揮するものではありません。継続することで、少しずつ評価者のレベルアップが期待できます。
さらに、フィードバック面談終了後に社員アンケートを実施するのも有効です。面談状況や社員の意見を把握することは、問題の早期発見・解決につながります。
人事制度で不具合が生じている場合、「制度上(ハード面)の課題」と「運用上(ソフト面)の課題」があります。特に運用上の課題については、“評価者の育成”がカギとなりますが、その改善には多くの手間と時間を要します。人事担当者としては、社員の不満を早く解消したいがゆえに、ハード面を改修する方向に舵を切りたくなることでしょう。
ここで一度立ち止まり、「本質的な課題は何か」「ソフト面で手を打つべきことはないか」などを今一度見直していただければと思います。
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