マイナンバーカード 主婦の6割が所持

» 2022年08月21日 10時00分 公開
[季原ゆうITmedia]

 主婦や主夫を対象とした調査機関「しゅふJOB総研」を運営するビースタイルホールディングス(東京都新宿区)は、「マイナンバーカード」をテーマにアンケート調査を実施した。その結果、61.0%がマイナンバーカードを持っており、年代が低いほど所持率が高い傾向であることが分かった。

photo マイナンバーカードについてアンケートを実施(出所:写真AC)
photo (年代別比較)マイナンバーカードの所持率(出所:プレスリリース)

 年代別に見ると、マイナンバーカードを「持っている」と回答した人が最も多かったのは、「30代以下」であり74.2%、次いで「40代」(63.6%)、「50代」(58.9%)となった。

photo マイナンバーカードを健康保険証として利用しているか(出所:プレスリリース)

 また、2021年10月からマイナンバーカードの健康保険証利用の本格運用がスタートしていることについて、「知っていた」と回答したのは86.2%。そのうち、マイナンバーカードを健康保険証として「利用している」「利用したい」と回答したのはわずか26.8%にとどまる結果となった。

photo マイナンバーカードの活用範囲として広げてほしいもの(出所:プレスリリース)

 マイナンバーカードの活用範囲として、広げてほしいものを尋ねてみると、「ない」と回答した人が最も多く45.8%となった。「自動車などの運転免許証として利用」が29.5%、「資格の証明書として利用」が23.7%となった。

 フリーコメントでは「いろんなものと連携するのは便利だと思うが、紛失した時の不安や痛手が大きいと思う」「政府に情報を全部把握されるのは嫌」「健康保険証として使える医療機関が少なすぎる」などの意見が寄せられた。

 調査は、スタイルスマートキャリアと求人サイト「しゅふJOB」の登録者528人を対象にインターネット上で実施した。調査期間は2022年5月11〜18日。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.