さらにセゾンゴールドプレミアムの「選べるゴールド優待」は、これまでにない取り組みとして注目される。これは、飲食店やレジャー施設などを割引価格で利用できるもので、具体的には企業に福利厚生サービスを提供しているベネフィット・ワンのサービスを利用している。
中でも特に力を入れたのが、「映画料金1000円」特典だ。これはベネフィット・ワンの提供ではなくセゾン独自のサービスであり、コンビニやカフェ同様、日常の中でカードを使ってもらうための施策となっている。
映画が割引になって1000円で鑑賞できるカードとしては、イオンカード(ミニオンズ/TGCデザイン)が有名だが、こちらはイオンシネマのみ。セゾンゴールドプレミアムは、TOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマズ、松竹マルチプレックスシアターズ、MOVIXが対象となっており、幅広い映画館で利用できる点が強みだ。
「コンビニ、カフェ、映画はピンポイントで分かりやすい。日常的に使うところがあれば、追加も検討していきたい」(吉田氏)
最新のトレンドを余すことなく盛り込んだセゾンゴールドプレミアムはどこまで受け入れられるか。次の一手にも期待したい。
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