#SHIFT

相手を怒らせない文章を書くには、どうすればいいのか 「5つ」のポイントを紹介すぐに実践できる(4/5 ページ)

» 2022年10月20日 07時30分 公開
[秋沢崇夫ITmedia]

テキストコミュニケーションを避けるべき状況もある

 業務を円滑に進めるためには、伝えたい内容に応じて「テキストメッセージだけでコミュニケーションを完結させない!」ということも重要なポイントである。具体的に以下3つのケースでは、チャット以外のツールを使うなどの工夫が必要であろう。

(1)緊急時

 相手がすぐに確認するとは限らないテキストでのやり取りは、緊急時には使用しないほうがよい。

(2)議論

 テキストでのやり取りで、相手と意見が異なるなど、議論に発展した際は、ビデオチャットや電話を活用したほうが速く、効率的に進むだろう。「3ラリー以上」やり取りが続きそうな場合を目安に、チャット以外の方法も上手に取り入れよう。

(3)ネガティブ情報

 テキストでのやり取りは、良くも悪くも後々まで残る。さらに、前述のとおり、感情が見えづらいテキストコミュニケーションの場合は、相手の受け取り方次第で事態が悪化してしまいやすい。

 特に気をつけたいのが、グループチャットでの発信である。直接関係のない第三者の目に触れる公開処刑のような状態は避け、個人的な対話で伝えよう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.