冬の味覚である「カニ」。漁解禁期間が11月から3月辺りである場合が多く、これから年末年始にかけてカニの消費量も上がるシーズンを迎える。そんな中、阪急交通社がブランド蟹の知名度ランキングをはじめとした「カニについてのアンケート調査」を実施した。
知っているブランド蟹の種類について尋ねると、知っている割合が半数を超えたのは1位「越前がに」(75.0%)、2位「松葉がに」(67.0%)の2つのブランド蟹だった。次いで3位は「香住ガニ」(20.3%)となった。
知っていると答えた人の割合が3.7%だった「柴山がに」は、松葉がに(カニの種類としてはズワイガニ)の一種だが、中でも兵庫県の柴山漁港で水揚げされる上質なカニのことを指す。ブランド蟹には多様な種類があり、水揚げされる地域や性別でブランド名が異なるため、カニとしては同じ種類でも知名度に大きな差があるようだ。
1位の「越前がに」は、福井県の漁港で水揚げされたズワイガニのオスを指す。ズワイガニの中でも上位に位置する高級品種とされ、甘い身が特徴とされる。
2位の「松葉がに」は、カニの種類としては越前がにと同じズワイガニだが、山陰地方(鳥取県、島根県)で水揚げされたオスを指す。「松葉」の語源は定かではないが、地域名とは関係がなく、細い足が松の葉をイメージさせるから、という説が有力だ。
3位の「香住ガニ」は香住漁港(兵庫県)で水揚げされたベニズワイガニ。松葉がにと比べて水分が多く、甘いのが特徴だ。また、ベニズワイガニは他のズワイガニと違って深いところに生息するため、カニカゴ漁法と呼ばれる、海底にかごを沈めて獲る方法がとられている。
4位以降は「間人(たいざ)ガニ」(14.3%)、「加能ガニ」(7.8%)などがランクインした。
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