9月の月間人気商品を尋ねると、2000円を超える高級商品が2つもランクインしていた。
1位:俺のフレンチ 牛ホホ肉の赤ワイン煮込み(2138円)
2位:グローリー サンザシ飴(321円)
3位:ピカール 4種類のマカロン(1497円)
4位:SLクリエ―ション 明洞で食べた参鶏湯(3218円)
5位:梅の花 古市庵浪花寿司(1077円)
「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」を食べてみたところ、冷食とは思えない品質に驚かされた。肉は湯煎で15分以上と調理時間はかかるが、ほろほろとしたやわらかいホホ肉と濃厚なデミグラスソース、食感がしっかり残っている野菜は満足度が高かった。レストランで食べる味にかなり近いのではないか。
最先端の冷凍技術を使った日本酒も試飲。フレッシュな香りや風味を強く感じ、その日本酒の特徴がしっかり主張している印象だった。他の日本酒も試したくなった。
ユニークなスイーツとして展開されていたのが、飲むティラミス。解凍時間を調整すれば好みの固さで飲めるといわれ、やや短い解凍で飲んでみたところ、ストローでうまく吸えなかった。本格的なティラミスで味は申し分なくおいしかったが、解凍加減は難しかった。
「以前は、冷食というと、お弁当向けのおかずやパスタやうどんなどのランチメニューが中心でした。ディナー向けは唯一餃子ぐらい。アットフローズンの人気商品を見ると、消費者が冷食に求めるものが明らかに変化していることが分かります」(青木氏)
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