「ガスト」や「バーミヤン」などファミリーレストランチェーンを展開する、すかいらーくホールディングスのそばチェーン「八郎そば」の1号店(埼玉県白岡市)が、1月18日にオープンする。同社にとって、新業態参入は6年ぶり。このタイミングでなぜ、そばチェーンを始めるのか。狙いを担当者に聞いた。
八郎そばの大きなこだわりの1つはメニューだ。自家製の生そばを使った商品を提供する他、味の決め手となる「だし」には利尻昆布と本枯節を使用。店内で一から抽出し、香りにこだわった。
「今日は旨いめしを腹いっぱい食べたい」をコンセプトに、そばとともに提供する具材や、かつ丼などのフードメニューも全て店内で調理する。このため、そばの競合チェーンと比較して、メニューの価格も高めに設定した。担当者も「手間暇をかけて作っている」と品質に自信を見せる。
もう1つのこだわりが店舗設計だ。そばといえば、立ち食いそばに代表されるように、駅周辺や構内で時間をかけずに気軽に食べられる一面がある。だが、後発のすかいらーくが目指すのは、こうしたイメージとは真逆の店舗だ。
1号店にはもともとガストとして営業していた店舗を再利用するとともに、ドリンクバーの代わりに「そば湯バー」を無料提供するなど、限られた時間で、ゆったりとリラックスできるように設計。来店者の満足度を高める工夫を施している。
ソニーの「着るエアコン」“バカ売れ” 猛暑追い風に「想定以上で推移」
「過去最大の投資」──ABEMA責任者が語るサッカーW杯放映権獲得の舞台裏と狙い
加速する局アナの“テレビ離れ” 元TBS国山ハセン氏が選んだ意外な転職先
「生クリーム好き歓喜」──セブンイレブンの“具なし”「ホイップだけサンド」に反響 商品化の狙いは? 広報に聞いた
「工場の製造が追い付かない」──ファミマの「クリームパン」、4週間で650万個販売 好調の理由を広報に聞いた
日本製車両採用の「ドーハメトロ」、サッカーW杯観客輸送で活躍中 記者が乗ってみた
テレ朝の大物プロデューサー、米アマゾン移籍報告に反響 『あざとくて何が悪いの?』など企画
床が水浸し、エアコン故障...... 1泊3万円、カタールW杯で「ぼったくり」と批判殺到したプレハブホテルの実情とは
カタールで見つけた大量の「PS5」 日本の品薄状態はどうなる? ソニーに聞いた
とんかつソース、オロナミンC...... カタールのスーパーで見つけた「日本の味」 現地での意外なニーズとは
“NHK受信料を支払わなくていいテレビ”を製品化 ドンキの狙いは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング