どうすれば人的資本を事業成長に生かせるのか、そのヒントSmartHRの「人事データ活用」(2/4 ページ)

» 2023年02月10日 08時00分 公開
[小林香織ITmedia]

スマートHRで何ができるのか

イベントに登壇した人材マネジメント事業 事業責任者 プロダクトマーケティングマネージャーの重松裕三氏

 15年11月の提供開始から7周年を迎え、登録社数が5万社以上に拡大しているスマートHR。人事・労務管理、人材マネジメントに加え、外部サービスとの連携、CSVフォーマットでのダウンロード、多言語対応機能を備える。

人事評価、従業員データベース、分析レポートなど多くの機能があり、使いやすいUIも特徴だ(スマートHRの公式Webサイトより)

 同サービスは、煩雑になりがちな人事業務において、効率化、人材の有効活用、組織の課題発見などに役立つという。例えば、採用強化や業務改善を目的に同サービスを導入したはてな社では、大幅な効率化につながっている。

 これまで10日間かかっていた入社手続きが1日に、人事関連のデータ分析は4時間から15分に短縮された。部署ごとの入退社率を参考に採用計画を立てたり、離職率の高い部署の面談を増やしたり、経営会議の検討材料としても使用しているという。

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