バーガーキングは1993年に日本初出店。以降、業績不振などの理由から2001年に日本撤退。07年に再上陸するも19年には大量閉店に追い込まれるなど、過去には苦戦を強いられている。失敗の要因については、野村氏就任以前の出来事であることもあり、「無責任な回答になってしまうためコメントはできない」とした。
不動の王者マックが君臨する日本で、バーガーキングは今後も「味重視」で戦う姿勢だ。
「バーガーキングはやっぱり『味重視』。一貫して味作りにこだわっているから、味にブレがないんです。商品開発にはとてもこだわっており、私が朝からバーガーを5つ食べることも。毎度何十個もソースを試作しなければならない開発チームが怒らないのは、私がその分全て食べているからだと思います」
「バーガーが食べたい、というときだけはバーガーキングに来てほしいです。ポテトやナゲットがなければ他店に行く、という方に向けてサイドメニューも用意していますが、私たちは露骨にバーガー愛を持って商品開発をしています」(野村氏)
「強気なブランド姿勢」「味への自信」によるファン育成によって長年の不調から脱却したバーガーキング。今後の“ちょっと強気な”新商品には注視したい。
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