日本観光振興協会(東京都港区)と、ネット行動分析サービスを提供するヴァリューズ(東京都港区)は、2022年の観光関連Webサイトの年間推計閲覧者数を調査した。その結果、「旅行・交通」カテゴリのほとんどのサイトで、前年比110%以上の閲覧数を記録したことが分かった。
「旅行・交通」カテゴリにて、22年における閲覧人数を集計したところ、PCでは大半、スマートフォンでは全てのサイトが前年比110%以上となった。
1位の「じゃらんnet」(前年比PC109.0%・スマホ127.1%)、2位の「楽天トラベル」(同PC114.6%、スマホ138.9%)はPC、スマホどちらのランキングでもトップ2を獲得した。また、店舗を有する「日本旅行」(同PC157.8%、スマホ158.6%)、「JTB」(同PC133.6%、スマホ146.4%)などの旅行会社も、推計閲覧数が回復傾向にあることが分かった。
次に、都道府県公式観光情報サイトの中での推計閲覧者数を集計したところ、PCは21年に続き1位が大阪府「OSAKA-INFO」(前年比PC259.0%・スマホ220.7%)、2位は三重県「観光三重」(前年比PC163.0%・スマホ236.1%)だった。しかしスマホにおいては首位が逆転し、1位が三重県「観光三重」、2位が大阪府「OSAKA-INFO」となった。
また推計閲覧者数の伸び率では、PC・スマホともに神奈川県「観光かながわNow」(前年比PC413.8%・スマホ299.3%)が大躍進を見せた。
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