地球温暖化による自然災害の激甚化はとどまるところを知りません。いつなんどき大地震が来るかもしれない日本は、まさに自然災害大国です。
日本で企業活動をする以上、企業防災は経営の重要課題の一つでもあります。この防災活動をあらためて定義すると、
ことだといえます。事前の準備が重要で、その中でも、事前にどれだけのケースを想定しきたかがカギとなります。
一方で、危機の際には想定外のことが起こり得るものです。想定外が起きることへの想像力を欠いていては、十分な備えはできません。必ず起きる想定外に対応するための想定もしておかなければならないのです。
つまり、綿密に立案した“ガチガチ”の防災計画やBCPを策定するのではなく、柔軟な計画でもって、ケースバイケースで対応する必要があります。
事前準備をするとなると、前提条件を定めなければいけません。この前提条件は、コロナ禍により、大きく変わってきました。それに伴い、防災計画も大きく変化せざるを得ません。
下記の3点は大きく変化しています。
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