先週、最も読まれた記事は『日本の大学ランキング 3位「大阪大学」、2位「東京大学」、1位は?』だった。英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が、ベネッセグループの協力のもと発表したランキングで、「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野を指標に、学生の学びの質や成長性に焦点を当てている。
秋に発表する世界大学ランキングでは「研究力」が評価の軸となっている。一方、日本の大学ランキングの軸は「教育力」であり、国内の教育事情を受けて大学の魅力や特性が表れるようにしているためだという。日本で一番「教育力」があると評価されれば、今年の志願者数や倍率にも変化があるかもしれない。
4位には『「乃が美」と「いきなり!ステーキ」の共通点は何か 両社がハマった沼』がランクイン。かつて、「高級食パンブームの火付け役」「いきなり!ステーキの快進撃」などともてはやされていた両社だが、現在は相次ぐ閉店や赤字など厳しい状況を強いられている。
なぜ両社はこれほど苦戦しているのだろう。一時的なブームで飽きられた? やはり値段の高さが受け入れられなかった? さまざまな要素が考えられるが、原稿の中では「両社には共通のある問題がある」と指摘。良かれと思った戦略が、後になって経営を苦しめる要因になることもあるようだ。
Top10には入らなかったが、先週公開した『「サブスクを解約したい」から逆転の発想 ヤッホーブルーイングが「お祝いサービス」を始めたワケも、ぜひ読んでいただきたい1本だ。
「よなよなエール」や「水曜日のネコ」といったクラフトビールで知られるヤッホーブルーイングは、「卒乳した」「猫を飼った」「転職した」など、日常生活のちょっとした節目に着目。こうしたタイミングを「隠れ節目」と定義し、お祝いセットをプレゼントする企画をスタートしたところ、想定の5倍以上の応募があったという。
なぜこのような企画を始めたのか。取材したところ、そこにはクラフトビールメーカーだからこその“弱み”と、それを“強み”に変える発想力がうかがえた。
今週初め、「満員電車」がTwitterのトレンドになっていた。春からの新入社員に加え、コロナ禍を経て、出社に回帰している企業も多いのだろう。筆者は依然、リモートワークが中心だ。思えばこの一年、働く場所をよりよくするためにさまざまな工夫をしてきた。ここで少し振り返ってみよう。
まず購入したのはパソコンスタンド。常にパソコンを見下ろしている姿勢のため首・肩が痛くなり、より自然な目線で作業できるように購入した。そうしてパソコンの位置が高くなると必要になってくるのが、Bluetooth接続のキーボードとイヤフォンだ。これは機能性はもちろんのこと、毎日使うものなのでデザイン性も重視した。タイプライター風のデザインと打ち心地が非常に気に入っている。
そして大枚をはたいたのがデスクだ。狭いワンルームに置けるぎりぎりの大きさ、引き出しなどの収納にこだわった。大きな出費だったが、これに変えてから筆の進みがいい(ような気がする)。
と、ここまでは定番の話かもしれないが、もう一つ筆者がこだわっているのが“香り”だ。前述の通り、筆者の城は狭いワンルームであるため、なかなかオンオフの切り替えが難しい。そこで、仕事前はリフレッシュできるすっきりしたお香を、寝る前は甘めで優しいお香を数種類ずつそろえ、気分によって使い分けている。
お香が燃え尽きる20分ほどの間で気持ちを整えながら、仕事や寝る準備をする。小さなことだが、筆者にとっては大切で外せないルーティンになった。今年はいよいよ、ワーキングチェアを買い替えようと計画している。“運命の一脚”に出会えれば、きっと筆者の仕事を底上げしてくれるに違いない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング