企業側の対策はもちろんのこと、何より大切なことは、自分自身のメンタルの状態を日々意識することだ。自身のメンタルを守るためにできる5つのこととは。
(1)不調になったときの相談先一覧をつくっておく
何かあった際はひとりで抱え込まないで、声を上げることが大切である。速やかに報・連・相を行えるよう相談先をリスト化するだけでも、万一のときの心構えができ、お守りのような安心感にもなる。
(2)仕事とプライベートをきっちりと分ける
業務にあたる時間をきっちりと決め、休憩時間も定期的にしっかりとり、メリハリをつけた生活を心がけることも大切だ。
(3)就業時間以外は会社のパソコンを見ないなど、物理的な工夫をする
オンとオフの区別をはっきりと分けるためにも、緊急時以外は終業時間外に対応しないことを徹底することが重要だ。
(4)休む時間や休日をカレンダー機能に入れておき、メンバーに共有する
休みの日にはしっかりと休養がとれるよう、もしくはレジャーを心から楽しめるよう、自分がその日は不在であることを他のメンバーが分かるようにしておくことで、周りの配慮も得られる。
(5)自分の仕事を可視化し、TO DOをオープンにする
仕事のキャパシティやスケジュールをメンバー同士で把握し共有することで、一人に業務が偏ることを防げる。またメンバーの進ちょく度合によりヘルプを出し合える。
テレワークでは、相手のスケジュールに合わせていると、結果的に長時間労働になりやすい。何よりも自分自身の体調やメンタルに気を配り、意識的に働き方をコントロールすることが大切である。
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