ザ・ライスの特徴は、遠赤外線をフタから放出するところ。米粒一粒一粒に直接熱を届け、米の表面にハリを生む。
遠赤外線はそれ自体が熱を持っているわけではなく、物質の表面に到達し吸収された瞬間に熱に変化する。ほとんどの食材・物質の吸収波長領域は2〜20マイクロメートルだが、遠赤外線の波長領域は3〜1000マイクロメートル。このような性質により、遠赤外線は食材や物質に熱をよく伝え浸透させることができる。
「遠赤外線を炊飯時にフタから放出すると、お米に直接、火が入る感じになります。それにより、ご飯に香ばしさのようなものが生まれるほか、独特の粒立ちの良さや米粒のハリが生まれます」と島村氏。遠赤効果をうたう炊飯器は他社から登場しているが、遠赤外線を直接米に当てる炊飯器は、現時点ではザ・ライスしかない。
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