コンビニで期待する接客 「笑顔で対応」「言葉遣いがよい」を抑えた1位は？

[サトウナナミ，ITmedia]

　直近1年間のコンビニエンスストアの利用頻度について「週1回以上」とした人が5割弱に上ることが、マイボイスコム（東京都千代田区）による調査で分かった。消費者は、生活に身近なコンビニでどんな接客を期待しているのか。

コンビニエンスストアの接客に関する調査（写真AC）

「笑顔で対応」「言葉遣いや話し方がよい」を抑えた1位は？

　コンビニの店員に期待する接客について、最も多かったのは「手際がよい」で51.9％。次いで「対応が丁寧」（36.1％）、「笑顔で対応」（30.9％）、「言葉遣いや話し方がよい」（30.0％）という結果に。

　また、コンビニの利用頻度について「ほぼ毎日」とした人は「よく行く店舗の場合、常連客の利用パターンを覚えていて対応してくれる」という回答の比率が比較的高い結果となった。

コンビニエンスストアの店員に期待する接客（マイボイスコム調べ）

　もう一度来店したいと思う店舗については「品ぞろえが豊富」が最多となり、45.3％に上った。続く「店員の印象・接客態度が良い」（39.5％）は、女性や高年代層で解答率が高い傾向となった。

もう一度来店したいと思う店舗（マイボイスコム調べ）

　コンビニ利用時に印象や感じがよいと思った経験を聞くと「外国人の方が研修中で入っていて、笑顔で接客してくれた。元々イメージがよくない店舗だったけれど、その外国人が入ってからは店が好きになった」（女性15歳）、「傘を買った時に、すぐに使用できるようにしてくれた」（男性48歳）といったコメントが寄せられた。

　一方で、店員の接客で不満・不快に感じた経験が「ある」とした人は3割強に上った。内訳は「よくある」が3.7％、「時々ある」が29.5％。

　接客で不満・不快に感じた人に、店舗の利用や印象に関して変化したことを尋ねると「その店舗を利用する頻度が減った」「その店舗の印象が悪くなった」が各4割弱となった。

店員の接客で不満・不快に感じた経験（マイボイスコム調べ）

　調査は10月1〜5日にインターネットで実施。9695人から回答を得た。