コロナ(2020年1月)以降、精神疾患を抱える若者の採用要件についてはどう変化したのか。「見直しがかかり、精神疾患に対しての取り扱いを緩和した」(21.2%)、「特に見直しなどはなかったが、以前と比べて精神疾患に対しての取り扱いは緩和されている」(31.6%)と、半数以上がコロナ禍を経て採用要件を緩和していることが分かった。
緩和した理由については「早急な人員確保を行なう必要があったから」(46.6%)が最も多い回答となった。
調査は18〜34歳を採用対象とし、かつ、今までの採用活動において応募があった経験のある会社の中途採用担当者を対象にインターネットにより実施した。調査期間は11月2〜8日、回答者数は330人。本調査では精神疾患の定義を「気分の落ち込みや幻覚・妄想など心身にさまざまな影響が出る疾患」としている。
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