2023年に人気を集めたテレビ番組は? クロス・マーケティング(東京都新宿区)が調査を実施した。
2023年の好きなテレビ番組について、1位は『VIVANT』となり、46件の回答を得た。2位は『水曜日のダウンタウン』(25件)、3位は『どうする家康』(21件)と続いた。
『VIVANT』はTBS系「日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマで、堺雅人が主演を務めた。その他『相棒』『月曜から夜ふかし』などが上位にランクインした。
最近のテレビに対して感じていることを聞くと、最も多い回答は「テレビ番組を見る時間が減った」で28.1%に上った。「面白くない番組、見るに値しない番組が増えた」(27.5%)が続き、ネガティブな意見がトップ2を占める結果に。
年代別に見ると、60代は「面白くない、見るに値しない」「似たような番組」「同じような芸能人ばかりが出演」「同じような話題」といった番組のマンネリ化に対する意見が他の年代より多い傾向となった。一方で「毎回楽しみにしている番組がある」という回答も多く見られた。
20代は「動画配信サービスの方が面白い」、30代は「見逃し配信の充実」、40代は「コンプライアンスが厳しくなり面白くなくなった」の割合が高めとなった。
番組の視聴手段については、どの年代においても「チューナー付きのテレビ(通常のテレビ)」で視聴している人が最多に。60代では90.5%であるのに対して、20代では59.1%と、年代により大きな差が見られた。
また、年代が若くなるほど「スマートフォン」での視聴や「地上波のテレビ番組は見ない」という回答の割合が増え、特に20代はいずれも2割を超える結果となった。
大晦日の夜に見たい番組について、最も多い回答は『紅白歌合戦』で27.7%と、3割に迫った。次いで『孤独のグルメ』(16.0%)、『CDTV!ライブ!ライブ!』(13.4%)という結果に。
調査は12月8〜10日にインターネットで実施。全国47都道府県の20〜69歳の男女1100人から回答を得た。
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