管理部門・士業の中で、どの職種が一番平均年収が高いのだろうか。MS-Japan(東京都千代田区)の公開した年収ランキングデータによると「公認会計士」が平均年収977万円で最も高いことが分かった。
2位は「FAS・財務系コンサルタント」(945万円)、3位は「弁護士」(896万円)、4位以降は「経営・戦略コンサルタント」(885万円)、「IPOコンサルタント」(811万円)、「内部統制」(800万円)と続いた。職種別では「コンサルタント」が最も多く、10位以内に3職種ランクインしている。
2023年の平均年収を職種別に見ると「管理部門」が571万円、「士業」が884万円、「士業事務所スタッフ」が459万円だった。22年と比較すると、全ての年収がアップしていた。
業種別の平均年収ランキングでは、1位は「監査法人」(814万円)、2位は「法律事務所」(723万円)、3位は「メディカル・バイオ」(697万円)となり、22年と同様の順位となった。22年から最も上昇したのは「特許事務所」で、前年比77万円の増加となった。他にも「コンサルティング」や「エネルギー・インフラ」の平均年収に大きな上昇がみられた。
一方「その他士業事務所」「WEB・インターネット」「法律事務所」「IT・通信」の業種では、前年からの平均年収の落ち込みが目立った。
本調査は、23年1〜12月に人材紹介サービス「MS Agent」に登録があった管理部門・士業を対象に行った。
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