終身雇用が当たり前ではなくなってきている今、20〜30代の若手ビジネスパーソンの6割以上が転職を考えていることが、エムエム総研(東京都新宿区)による調査で分かった。その理由とは?
転職を考えている若手ビジネスパーソンは6割以上。内訳は「半年以内の転職を視野に考えている」が10.2%、「年内の転職を視野に考えている」が13.1%、「具体的な時期は未定だが転職を考えている」が37.5%だった。
転職を考えている理由について、最も多い回答は「給与が低い」で47.5%に上った。「昇給や昇進が期待できない」(29.0%)、「働き方・職場環境(勤務先、転勤の多さ、出社頻度など)」(28.7%)と続いた。
転職する際に重視することは「働きやすさ(労働環境・条件)」が最多で65.9%を占めた。「給与水準の高さ」(49.3%)、「生活のしやすさ(ライフワークバランス)」(41.5%)と続き、給与ばかりを重視しているわけではない様子がうかがえる結果となった。
「転職するということはかなりの覚悟がいる。そのため今と比較して少々給与面での条件が良いからといって転職しても、そんなにうまくいくものではないと思うから」(30代/男性/メーカー・製造業/東京都)、「給料は多ければ多いほど良いですが、働きやすい環境や人間関係も大事だと思います」(30代/男性/メーカー・製造業/埼玉県)といった意見が寄せられた。
調査は2月1〜2日にインターネットで実施。営業職の20〜30代男女1004人から回答を得た。
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