この他、3月には「トキメクおやつ部シリーズ」を発売した。10〜30代前半が対象の調査を行い、ミレニアルやZ世代の若年層を対象にしていることが分かる。
同シリーズは37種類と豊富なラインアップをそろえ、価格帯は200〜300円ほど。中でも「がんばる戦士グミ」(171円)は、カフェインを配合したエナジードリンク味のグミで、リフレッシュ機能を打ち出した商品である。1粒で36ミリグラムというカフェイン量は、2〜3粒でコーヒーカップ1杯分に相当する。
「魅惑の SpiceChocolate トリュフ&ピスタチオ」(279円)は、トリュフやロレーヌ産岩塩を配合したチョコをピスタチオにコーティングした商品。ピスタチオにチョコをコーティングするだけでも珍しいが、40グラムで300円弱の価格設定は、菓子として高価格帯といえる。他にも、チョコレートに漬けたポテトフライのほか、さばチップス、ごま油にんにくのスナックなど、NBでも出ていないような凝った商品が目立つ。
トップバリュブランドではないが、イオンは4月にZ世代を狙ったコスメブランド「Sokko beauty」も発売している。カラフルなパッケージが特徴で「Sokko=速攻」、つまり時短やコスパを意識したブランドである。商品はフェースマスクやローションなどをそろえる。このように、近年イオンはカラフルなデザインかつ、これまでになかったようなPB商品で若者受けを狙っていることが分かる。
なぜ、PBなのに安くないの? ウエルシアとマツキヨココカラが「高級志向」を始めた背景
どうしてそんな名前に? 「誰も傷つけたくないスポンジ」ウエルシアが考えた理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング