前髪特化型マスカラを開発するにあたり、メインターゲットを10〜20代の若い女性に定め、こだわりを盛り込んだ。
「開発当時、前髪全体を薄くして、おでこが透けて見える『シースルー前髪』が流行っていたんです。そうした薄い前髪でもベタッと付かず、長時間キープできることを重視して開発しました。とはいえ、厚めや斜め、立ち上がった前髪を好む方もいるため、オールマイティーに使えるようにも工夫しました」(藤井氏)
前髪の厚さや形にかかわらず高い効果を発揮するよう、花王独自のポリマーを使った独自処方のロックジェルを採用。ブラシは毛束の細い前髪でも捉えやすいよう小ぶりの形状に。さらに、ブラシの毛の間に適度な隙間を設けて、ジェルを入り込みやすくし、細い毛束にもムラなく塗れるよう工夫した。
「よーじや」はなぜロゴを変えたのか 社長が語る、舞台裏と再出発
「風呂は固定」が常識だよね? それでもリクシルが“片付けられる浴槽”を開発した理由
ローソンの「韓国コスメ」がバカ売れ 7カ月で200万個も売れた「4つ」の秘密
「韓国コスメ市場」にファミマも仲間入り、発売2週間でどんな結果が出た?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング