ハンバーガーチェーンの「ウェンディーズ・ファーストキッチン」と「ファーストキッチン」では、万博開催で盛り上がる大阪に注目。3月27日から「大阪うまいもんグルメ」として4品を、一部を除く全国店舗で販売している。
具体的には「たこ焼きバーガー」「たこ焼き味ポテト」「ミックスジュース タピオカミルク」「ミックスジュース タピオカスパークリング」の4種類だ。たこ焼きバーガーは、大粒のたこ焼きを3つ挟んだ、ユニークな商品である。100%ビーフパティも入っていて、食べ応えがある。たこ焼きに掛かったソースやマヨネーズの味つけは、想像以上に「たこ焼きそのもの」で、別添のかつお節を加えれば、さらに本物感が増す。ジャンクで不思議な新しい味だ。インバウンドの顧客にもウケが良いという。
たこ焼き味ポテトは、たこ焼きソースのフレーバーで食べるポテト。ミックスジュース2種は、ミックスジュースそのものの完成度が高い。
同チェーンでは、トリュフやローストビーフを使った2000円を超える、インバウンドを意識した高級バーガーを期間限定で提案して、ヒットを飛ばしてきた。今回は一転して、大阪らしさをいかに表現するかに注力して、オリジナリティの高い商品を開発。日本発のハンバーガーの可能性を示したといえよう。
同じく大阪名物の「粉もん」であるお好み焼きをハンバーガーにしたのがロッテリアだ。ただし、こちらは大阪府内の限定商品である。系列の「ゼッテリア」でも同様に大阪府内の店舗で提供する。
3月27日から販売しているお好み焼きバーガーは「大阪をロッテリアならではの“食”で盛り上げたい」という考えから開発したという。最大の特徴は、バンズの代わりにお好み焼きを使っていること。具材には目玉焼き、キャベツ、紅ショウガ、かつお粉、マヨネーズなどのお好み焼きに欠かせない定番食材と、ハンバーグのパティを挟んでいる。
Perfumeの“振動”が伝わった NTTが万博で見せた、感覚を共有する通信
なぜ、この料理を万博で? 各国の“食”に見るブランディング戦略Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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