最も重要なのが「ムラ」の解消だ。ムラこそが、目標を達成できない最大の要因だからだ。
目標達成を最優先に考えた場合、どんなに第3位の「ムダ」を減らしたとしても、そこで削減した時間や労力を、目標達成のための行動のために再投資しないと意味がない。一方で、「ムラ」は違う。改善することで、大きな効果が見込めるのだ。
営業活動における典型的なムラを見てみよう。
このような訪問頻度のばらつきこそが、「ムラ」である。月単位では活動量は安定しているように見えるが、週単位だとリズムに乱れがあり、行き当たりばったりな印象を受ける。これでは「学習効果」や「質の安定」にはつながらない。
この傾向は「運動」や「勉強」にも共通している。過去の積み重ねが次の活動に生かされ、再投資されていくという視点で取り組む必要がある。そのためには、コツコツ、淡々と、黙々と、バラつきなく続けていく姿勢が重要だ。
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