1952年にハワイで開業した老舗ブランド「レナーズベーカリー」は、開業当初からオリジナルのマラサダを販売し、「レナーズといえばマラサダ」と言われるほどの有名店に成長した。ハワイのスイーツとして知られるが、実はマラサダの発祥はポルトガルだという。
横浜のレナーズは、本場レナーズの味を伝承する唯一の国内店舗で、ハワイ好きの間では知られた存在だという。
「現地でマラサダを食べたとき、給食の揚げパンのようだけれど、食感は非常に軽くて新しいスイーツだと感じました。この味を日本でも売りたいと思い、全くコネクションがないなかでレナーズのオーナーにあの手この手でアプローチしたんです。オーナーを日本にお招きして日本市場の状況を見てもらい、コミュニケーションを続けるなかで、『君たちとなら』と許可をいただきました」(木村氏)
木村氏は、共同創業者のメンバーと2人で現地に出向き、オーナーからマラサダのレシピを直々に伝授された。それから15年以上が経過した現在も、秘伝のレシピは2人しか知らないそうだ。
レナーズのマラサダは、原材料から生地を手作りし、作り置きは一切していない。ドーナツよりパンに近い製法で、生地を冷凍して寝かせた後、発酵させて、成形して揚げる工程を踏む。
開店と同時にマラサダを揚げ始め、揚げたてを提供するのが基本だ。添加物を使用せず、生地を油の中に沈める揚げ方をすることで、外側はカリッと中身は口の中でとろけるような軽い食感になるという。定番に期間限定を含めた4種類を販売しており、一番人気は中に何も入れないシンプルな「シュガー」だ。
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