「AIに期待しているが、実際に学ぶことはできていない」――。こうした層が一定数存在することが、日本デザイン(東京都豊島区)の調査で明らかになった。なぜ、AIに期待しながらも学習が進まないのか。その背景には、意欲とは別の課題が潜んでいた。
これからのキャリアについて「とても前向きに捉えている」は45.6%、「やや前向きに捉えている」は34.7%で、合計すると約8割に上り、多くがキャリアについて前向きであることが分かった。
前向きな理由については「AIによって仕事が効率化されると感じているから」が最も多く67.3%。次いで、「AIを使うことで成果やクオリティーが高まると思うから」(59.8%)、「新しいスキルを学べば対応できると思うから」(50.4%)と続いた。
その一方で、キャリアに不安を感じている人も少なくない。不安の理由としては、「AIの進化スピードについていけないと感じる」(65.0%)、「何を学べばよいか分からないから」(40.0%)が上位に挙がった。
また、AI学習に割いている時間は限られていた。1週間あたりのAIに関する学習・調査時間については、「1時間以下」が39.0%で最多。「全くしていない」(14.8%)と合わせると、約半数が週に1時間以下にとどまっている。
AI活用やスキル習得のために投資している人は合計54.6%だった。45.4%が「投資はしていない」とし、関心はあるものの本格的な学習行動には踏み出せていない人が一定数いることがうかがえる。
学習方法については、「AIツールを実際に使いながら手を動かしている」が62.8%で最も多く、「YouTubeなどの無料動画で学んでいる」(60.6%)が僅差で続いた。
また、学習する上での課題では「情報が多すぎて整理できない」(61.7%)が最多回答に。その他、「何から学べばよいか分からない」(28.7%)、「実務にどう活かせばよいかイメージできない」(28.4%)が上位となった。
調査は2025年12月13〜20日にインターネットで実施。AIに関心がある人を対象とした。有効回答は331人。
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