長年女子中高生の支持を集めてきたプリ機だが、フリューでは「プリ機は女子中高生のもの」といったイメージがあることに課題を感じているという。
疋田氏は「盛れることに特化した機能を現在まで提供し続けてきたことで、プリは『盛れるだけの機械』『女子高生のもの』といった認識が付いてしまった」と話す。
こうしたイメージの広がりを受けて、フリューが改めて訴求しようとしているのが、撮影体験を通じて人と人の距離を縮め、思い出を共有・記録するコミュニケーションツールとしての価値だ。
例えば2月下旬から順次設置している新機種「CENTI:U」(センチユー)では、女子高生だけでなく、祖父と孫、会社の同僚同士など、多様な組み合わせで撮影する様子をプロモーション映像で打ち出した。
「CENTI:U」本体のサイズは従来の約半分に縮小し、ブース内で自然と人との距離が近づき、会話が生まれやすくなる設計にした。写りも比較的ナチュラルで、SNSでは「男女どちらの顔も程よい盛り具合になる」といった反応が寄せられている。
国内市場だけでなく、海外展開にも力を入れる。日本独自のIPを活用し、キャラクターと一緒に撮影できるプリ機なども提案しているという。
疋田氏は「ターゲット層を広げて、フリューならではのエンタメを楽しんでもらいたい。弊社の強みはかわいいをプロデュースできること。その力を生かしながら、国内外でビジネスを広げていきたい」と意気込んだ。
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