日本酒市場の縮小、どう乗り越える? クラフトサケウィークに見る活性化のヒント長浜淳之介のトレンドアンテナ(2/6 ページ)

» 2026年05月28日 17時00分 公開
[長浜淳之介ITmedia]

日本酒の“今”を知る場に

 今回のイベントに集結したのは、日本全国の130蔵だ。中田氏をはじめ、日本酒の専門家、一流シェフ、ソムリエなど約200人が、全国約400蔵の日本酒を試飲して選んだ酒蔵である。

開放感ある会場風景(筆者撮影)

 期間中は毎日テーマを変え、10蔵ずつが日替わりで登場した。

 例えば、開幕日の4月17日は「祝・10周年、awa酒で乾杯の日」をテーマに、秋田清酒「出羽鶴」、山梨銘醸「七賢」など10蔵が登場。18日は「未来を作る、SAKE NEXTの日」として、秋田県の新政酒造「新政」などが出店した。19日は「ニュースタンダード、進化する酒蔵の日」をテーマに、三重県の木屋正酒造「而今」などがピックアップされた。

酒蔵のブースの行列(筆者撮影)

 このように、日によって趣向の異なる10蔵ずつが入れ替わるため、日本酒好きのみならず、外食関係者や食材卸などのお酒のプロにとっても、毎日でも通いたくなるイベントとなっていた。

 また、酒瓶を持った蔵元スタッフたちが会場内を巡回しており、コミュニケーションを取りながらお酒を購入できるのも、来場者から好評だったポイントだ。

酒瓶を持ってお酒を売り歩く蔵元のスタッフ(筆者撮影)

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