エンタープライズにおけるAI導入の95%が効果を出せずに停滞している――そんな衝撃的な事実が、マサチューセッツ工科大学の研究で分かった。あなたの会社のAI導入は、本当に現場の生産性向上に寄与しているだろうか。この「95%の失敗」を回避し、「5%の成功企業」になるためのロードマップについて、Notion(ノーション)が提唱する「AI駆動型イノベーション」の視点からひも解いていく。
Notionは、メモ、ドキュメント作成、タスク管理、データベースなど、仕事やプライベートで使う多様なツールを1つにまとめた「オールインワン・ワークスペース」を提供するサービスだ。
Notion Labs Japanの西勝清氏(ゼネラルマネジャー アジア太平洋地域担当)によると、企業がAI活用で停滞する背景には、現場で起きている「3つの共通する落とし穴」が存在するという。
本記事は1月27〜2月25日に開催した「ITmedia デジタル戦略EXPO 2026冬」内の講演、Notion Labs Japan・西 勝清氏による「全社員が即実感。『仕事のための仕事』をなくすAI変革の進め方」の内容を記事化したものです。
1つ目は「価値を実感できていない」という現象だ。AIを導入しても、日々の大変な業務が減ったという実感を社員が持てていない。2つ目は「一部の組織・職種だけでの活用」という組織的現実である。局所的な課題解決にとどまり、大多数の社員が利益を享受できていない。そして3つ目は「AIが組織の文脈を理解していない」という技術的な問題だ。AIに自社の固有情報が届けられておらず、業務に沿った適切な回答ができないため「使えない」と判断されてしまうのだ。
これらの課題を抱えたままでは、AIは単なる「指示を待つアシスタント」にとどまってしまう。
書類でよく見る「シヤチハタ不可」、シヤチハタ社長に「実際どう思ってますか?」と聞いたら意外すぎる答えが返ってきた
部下に「仕事は終わってないですが定時なので帰ります」と言われたら、どう答える?
仕事が遅い部下に“あるテクニック”を教えたら、「チーム全体の残業時間」が3割減ったワケ
新入社員「Web会議でカメラオンにする必要なくないですか?」 上司のあなたはどう答える?
宮古島“観光バブル”の代償──倍増した家賃、住めなくなる地元民……変わりゆく現実Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング