今年、注力したのは「菓子類」だ。毎年、桜や抹茶、レモンといった季節製品を発売するが、フレーバーがマンネリ化していたことを受け、チョコミントを“季節の柱”として展開することに。アイスクリームとドリンクの新作(各1種類)とともに、菓子の新作として10種類を発売した。
開発においては、現状のラインアップをそのままチョコミント味にするのではなく、素材を生かしつつ清涼感を表現するようこだわった。ミントとの一体感を生み出すために、それぞれの菓子カテゴリーにテーマを設けた。
「お菓子でよく見られるモサモサした食感は、ミントとの相性があまり良くありません。そこでモサモサ感を軽減するために、チョコレート菓子は『口どけ』、ビスケット類は『軽い食感』、半生菓子は『冷やして食べることで生地のしっとり感を生かす』をそれぞれテーマとしました」(良品計画 食品部菓子担当 服部真知氏)
また、清涼感の好みには個人差があるため、製品によって「ミント度」を調整。製品ページに1〜5までのミント度を表示することで、選びやすくした。小分けで買いやすいサイズ感も意識した。
4月15日に発売したところ、「ひとくち大福 チョコミント&チョコ」(350円)と「チョコミントまんじゅう」(390円)は、控えめな生産量だったこともあり、すでに完売や品薄の店舗が出ている。
また、チョコレート菓子の「キャレショコラミント」(350円)と「ボールチョコミント」(290円)は、想定を大幅に上回る売れ行きに。
全3種類となったアイスクリームは、ビターなチョコレートアイスにミント風味キャンデーを入れた「素材を生かしたアイス チョコミント チョコレート」(左)と、強い清涼感がウリの「チョコミント クール」(各350円)が同等に売れているという。
「チョコレート菓子は味の想像がしやすかったことに加え、チョコレートとミントのマーブル模様や2色のコントラストといった目を引く見栄えも、購入につながった要因だと考えます。カテゴリー全体で発売直後から大きな反響があり、複数種類をまとめ買いされる方も多くいました」(良品計画 食品部菓子担当 木村瞭子氏)
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