ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
クラフトビール「よなよなエール」の缶を手にしたことがある人は、一度JANコードを見てほしい。数字は「4747(よなよな)」になっている。
今では難しいが、かつてはJANコードの一部を自由に決められる時代があり、そこにちょっとした遊び心を込めることができた。普段は見過ごしてしまうところにまで、「気付いた人が少し笑ってくれたら」。そんな思いが詰まっていたのである。
小さな数字にまで遊び心を込めるところが、いかにもヤッホーブルーイングらしい。そのこだわりは、約8300平方メートルの施設へと広がった。7月23日に、大阪府泉佐野市で開業する「ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ」である。
ビール工場というと、大きなタンクが並ぶ製造ラインを見学し、最後に試飲をする。そんなイメージを持つ人は多いだろう。ところが、この施設を歩いていると、「工場」という言葉だけでは少し説明が足りない気がしてくる。
入り口を入ってすぐ、大きな5本のタンクが目に飛び込んでくる。その前にあるのが「KURADASHI TAP」。タンクとパイプでつながった専用タップから、自分でビールを注げるコーナーだ。
開業時は、無ろ過の「よなよなエール」を提供する。普段、缶で楽しんでいるビールとは違い、ここで仕込まれたビールがタンクから直接届く。「今、この場所で生まれているビール」を味わえるのが、この施設の特徴だ。
もちろん、それだけでは終わらない。奥へ進むと、ガラス越しに醸造エリアが広がる。タイミングが合えば、ビール職人が黙々と作業する様子を見ることができる。
見学ツアー(3630円)では、普段は立ち入れない醸造エリアへ入り、タンクのすぐそばで仕込みや発酵の工程を見学できる。7月と8月の全55回は、予約開始から約1時間で満席となった。
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