トリドールHDは、韓国で2030年までに35店舗まで拡大する計画だ。GRSの運営ノウハウと現地ネットワークを生かし、商業施設を中心に出店を進める。2026年中に8店舗まで増やす計画はほぼ固まっており、次の候補地も挙がっている。
ただし、その先は地方都市に出るのか、ソウルに集中して出店するのか。路面店や空港への出店も含めて、投資額などを見ながら、今後の出店方針を協議している。
今回は、出店のたびに、店舗支援を担うスタッフを日本から派遣している。当初想定していたよりも手厚い支援が必要になったが、その分しっかり指導できた面もあり、トリドールHDは、この体制が適切だったとみている。
しかし、同じような支援を続けるには限りがある。日本側のリソースも無限ではなく、手取り足取り教えるという体制をいつまでも維持できない。「質を担保しながら、どう広げていくのかが課題」と金田氏は説明する。
現地の店舗が自走できる体制をつくり、支援を薄くしても品質を保てるか。拡大と品質の維持をどう両立できるかが、次の焦点になる。
ドトールVS.コメダ なぜ好調? 店舗数だけでは分からない「強さ」の違い
富士そば「外国人観光客お断り」は悪なのか 立ち食いそば騒動が問いかけた現実
なぜ「皮だけ」「ガリだけ」が売れるのか 販売データで見えたドンキ「偏愛めし」の買われ方
セブンはなぜ苦戦するのか コンビニ王者を支えた「勝ちパターン」が曲がり角Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング