自動実行する必要はないものの、同じ指示を何度も使う場合は「プロンプト ラボ」を活用するとよい。Copilotチャットで一度プロンプトを実行した後、その下に表示されるブックマークアイコン「プロンプトを保存します」から登録できる。
登録したプロンプトは、新規チャット画面下部の「・・・」をクリックしてプロンプト ラボを開き、「保存済みのプロンプト」から呼び出せる。
例えば、自分で書いたメールの文章を決まったルールで整えたり、企画書を毎回同じ視点でレビューしたりといった指示を登録しておくと便利だ。
スケジュール済みプロンプトとの違いは、決まった日時ではなく、必要になったタイミングで自分で呼び出して使う点にある。手元に「定番の指示」を置いてくことで、いつでも同じ水準の出力を引き出せるようになる。
一定期間続く仕事では、その案件に関する資料やメール、会議の記録などが詰み重なり、これまでの経緯を踏まえて考えることを求められる場面が増えていく。
「Copilot ノートブック」は、特定の案件やテーマに関する情報を集約し、それらを参照しながらCopilotとやりとりできる機能だ。
サイドメニューの「ノートブック」から新しいノートブックを作成し、WordやExcel、PowerPoint、PDFなどのファイルのほか、OutlookメールやTeams会議、SharePointの情報などを参照として追加できる。
例えば顧客案件ごとにNotebookを用意し、提案書や見積書、顧客とのメール、定例会議などをまとめておくといった使い方ができる。
ChatGPTやClaudeといったツールに比べると、Copilotチャットはやや影の薄い印象も否めないが、実は他のツールに近い機能を一通り備えている。せっかく導入したのに、存在を知らないために活用されないのはもったいない。
冒頭で触れたMicrosoftの分析が示すように、目につきにくい機能は、使い方を知る人が増えなければ広がりにくい。まずは自分で試してみて、うまくいった使い方を周囲と共有するところから始めてみてはどうだろうか。
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