森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」

資産運用コンサルティング会社Japan Asset Managementの森山さやが、米国市場を中心に、先週のマーケットでの出来事を振り返り、今週の注目イベントを紹介します。

【最終回】森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」:

先週はロシア軍がウクライナ南部の原子力発電所を砲撃、制圧し、欧米が経済制裁をさらに強める可能性が意識されました。

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森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」:

先週ロシアがウクライナへ本格的に軍事侵攻し、先行き不透明感が世界中に広がっています。先週の金曜日はロシアの停戦交渉観測で紛争長期化が避けられるとの期待が高まりダウは今年最大の上げ幅を記録しました。

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森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」:

一週間を通して緊迫したウクライナ情勢を警戒して、リスク回避の売りが広がりました。1月の米国の消費者物価指数、卸売物価指数は予想を上回り、FRBによる金融引き締めの前倒し懸念がさらに高まりました。

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先週は決算発表が相次ぎ、決算の内容によって株価の動きが左右される展開でした。アップル、アマゾンは好決算をうけ上昇。一方売上見通しが予想を下回ったメタは大幅に下落しました。

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先週の米株市場は総じて不安定な値動きで、FRBの金融政策の先行き不透明感が株価乱高下を招きました。先週行われたFOMCでは資産購入を3月終了し利上げを開始することが示唆されましたが、利上げのペースやBS縮小に関しては不透明感が強く投資家心理は悪化しました。

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森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」:

NYダウが6日続落し、ナスダックも週間で8%近く下落しました。FRBによる金融引き締めが景気後退につながるとの見方が依然根強く、投資家心理を測るVIX指数は30の節目に近づきました。

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先週行われたFRB議長の議会証言は想定以上にタカ派な内容ではなく警戒感が解けました。ただ、利上げ開始時期やQTに関しての材料となり得るため注目されていたコアCPIは予想を上回ったため、再び金融政策正常化の前倒し懸念が起こりました。

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先週公表されたFOMC議事要旨では想定より早いBSの縮小が議論され、金融政策の前倒しが意識され米長期金利は連日大きく上昇、ハイテク株は売られナスダックは連日下落しました。

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S&P500は2021年の1年間で大きく上昇、先週最高値を更新。

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世界の4大中銀が金融政策の正常化を進める方針を相次いで示し、「タカ派」に転じたと受け止められ、投資家心理を冷やしました。

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ファウチ首席医療顧問がオミクロン型が従来型に比べ重症化しにくい可能性があると説明し、景気悪化に対する過度な警戒感が和らぎ景気敏感株やハイテク株に買いが入りました。

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NYダウの下落幅は今年最大となり、変異型オミクロンの感染者が世界中で相次いで確認され感染拡大への懸念で投資家のリスク回避姿勢が強まりました。

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ヨーロッパや米国北東部。中西部でのコロナ再拡大が嫌気され、冬場の感染急増が懸念されました。電気自動車を2025年にも発売すると伝わったアップルや、好決算を発表したエヌビディアが最高値を更新しました。米国の小売売上高やフィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想を上回りました。

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経済正常化による米景気回復が続くとの楽観が根強く、米株に資金流入しやすい地合いが続くとの見方が買いを誘った。

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NYダウが5週連続で上昇、5週連続は19年2月にかけての9週連続以来の長さとなりました。10月の米国雇用統計で雇用者数の増加が市場予想を上回り、米国の経済活動正常化への期待が高まり、景気敏感株を中心に買いが入りました。

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米国での決算発表が相次ぎ、好決算を発表した銘柄が買われ相場の支えになりました。主要3指数は最高値を更新しました。

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主要金融大手を皮切りに決算シーズンがスタートし、決算の内容や米国の小売売上高が好感され、景気減速懸念が後退し投資家心理が上向きました。

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原油先物価格が大きく上昇、サプライチェーンの混乱や人手不足によるコスト増加が企業収益を一段と圧迫するとの思惑が広がりインフレ懸念が高まりました。サービス業の景況感を示す指標が予想を上回ったことは投資家心理の支えになりました(ISM、ミシガン)。10年債利回りは6月中旬以来の水準まで上昇。

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森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」:

債務上限問題やサプライチェーンの混乱が重荷となり、ダウは月間で昨年10月以来の下落率となりました。先週のFOMCで量的緩和縮小の前倒しが示唆されてから、1週間を通じて米長期金利の急ピッチな上昇が目立ちました。

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中国恒大集団の経営不安の高まりは依然として払拭されていませんが、金融システムや中国経済への悪影響はひとまず回避できるとの見方が広がっています。

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森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」:

米国の新型コロナ感染者数が累計4000万人を突破し、感染拡大で経済活動の正常化が遅れるとの懸念が根強く、ダウは軟調に推移しました。

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森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」:

3日に自民党総裁選に菅総理大臣が出馬しないと表明したことで、日本に新たな首相が誕生する見通しが市場を活気づけ、日経平均は大きく上昇しました。

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先週は米国や中国の経済指標が冴えない結果が多かったほか、FOMCの議事要旨を受け量的緩和縮小の前倒しが意識され、警戒感が広がり全体的に上値が重い1週間でした。アフガニスタンの政治リスクも高まっています。

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森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」:
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森山さやの「週刊マーケットダイジェスト」:

先週発表された雇用統計で雇用者数が予想を大きく上回り、ダウは約2週間ぶりに最高値を更新、長期金利は1.3%台まで上昇しました。力強い雇用の回復がテーパリング圧力を高めており、市場では想定よりも早い段階での量的緩和の縮小が意識されています。

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