昇格・降格と賃金の関係について解説。等級ごとに単一の金額とする「シングルレート」(単一給)と、同じ等級でも幅のある「レンジレート」(範囲給)の2つのパターンを軸に考えていく。
本連載では、これまで主に昇格についてお話をしてきましたが、今回は降格について解説をします。また後半では、昇格・降格にかかわらず「人事等級制度」というものにどう向き合うのがいいのか、そのポイントをお話しします。
昇格はどのようなプロセスで決まるのでしょうか。昇格にあたって最低限満たしていなくてはならない要件(昇格エントリー基準)は2つあります。
これまで2回にわたって、昇格・降格の基本的な考え方と、昇格・降格の前提にある人事等級制度について概要を解説してきました。今回から昇格・降格の制度設計と運用について述べていきます。
事等級制度で、社員それぞれがどの等級ランクに位置付けられるかを決めることを「格付」いいます。この格付の基準を「等級基準」といい、「職能基準」「職務基準」「役割基準」の3つがあります。それぞれについて解説します。
昇格は、何を基準にどのようなプロセスで行われるのか。昇進とは何が違うのか。社労士が解説します。
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